龍神まつり
大気を震わす銅鑼の音は、諏訪湖に住む、龍に化身した恋しい妻への呼びかけだろうか・・・・・・。
頭を持ち上げた龍神は小刻みに胴体を震わせ、やがて天に届けとばかりに咆哮し紅蓮の炎を吐く。龍神太鼓が轟き、全長45メートルの巨体が動きだす。うねりと蛇行は速さを増し、観衆の鼻先を掠めてゆく。最愛の妻に会える歓喜の舞い・・・・・。
全長45メートル、おそらく日本で一番大きな龍であろうと言われています。
普段は、龍神の杜公園内の龍神の館にあって、出番を待っています。
この祭は、まず龍神伝説発祥の地である真楽寺境内で、”龍神開眼式”を行い、龍神の舞いを披露します。その後、メイン会場となる龍神の杜公園及び御代田駅前に場所を移し、クライマックスへとなだれこんでいくのです。
龍神まつりは、7月の最終土曜日に開催されます。
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